過去の活動報告(平成18年から平成25年まで)
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 法務委員会にて初質問

 

 9月11日の総選挙後、同じ日の21日に特別国会が召集され、初当選致しました私、常任 委員会は法務委員会に所属致しました。この特別国会は助走期間としてじっくり研鑽して 次期通常国会に備えようと思っておりましたが、弁護士としての経験を生かして是非初質問に 立つようにと先輩議員からの薦めや党執行部の方針で、準備不足を承知で質問に立つことに 致しました。平成17年10月11日のことでした。
 案件は、裁判官の処遇に関する件と、検察官の給与引き下げに関する件でありましたが、 関連して私がもっとも感心を持っていたのは裁判官の任命に関するものでした。
法務委員会の性格上、法曹界出身の議員が多く、その道のプロの集まりですので、 かなり緊張の連続でした。
 政府及び最高裁の答弁は納得いくものばかりではありませんでした。
特に、憲法81条に関する質問には、個別の案件であるので答弁を差し控えるとのことで、 最高裁もかなり苦慮しているなと感じました。憲法81条は最高裁判所に憲法判断の終審判断を ゆだねる規定であります。このところ、各種裁判において下級審で憲法判断をし 最高裁に判断させないケースが多く見られるので、そのあたりを質問したものですが、 この問題はこれからも機会を見て質問していきたいと思っております。
 私にとって記念すべき委員会終了直後、女性議員の大先輩である森山真弓先生から 「貴女の質問、素晴らしかった」とお誉めの言葉を頂いたときには、 本当に嬉しく感激致しました。
 今後は法曹に関する分野だけでなく、社会性のある、例えば、 耐震構造偽造問題などでも質問に立ってみたいと思っております。
 尚、初質問の三日後、10月14日にも質問に立ちました。



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